みずき「30℃超えてるみたいだしね」
矢部「オイラは一足先に休憩するでやんすー!!」シュタタタタタ…
あおい「まったく…休憩する時だけは元気なんだから…」
パワプロ「一塁に走るよりも早いんじゃないのかな?」
\ アハハハハ /
聖「そうだな、一旦部室に戻るぞ」
あおい「矢部くーん、入るよー?」
ガチャッ
あおい「っ!!?キャーーー!!!!」
バタンッ
パワプロ「どうしたあおいちゃん!?」
あおい「や…矢部くんが…」フルフル
パワプロ「!!」
パワプロ「…皆はここで待っててくれ。俺が中に入って…確認してくる…」
パワプロ「…矢部くん?…冗談なら今のうちだよ…?」
パワプロ「これは!…血だらけだ…ピクリとも動かないところを見るともう…」
バッタン
パワプロ「…」
みずき「な…何が起こったのよ一体?」
聖「パワプロ先輩、説明してくれ」
あおい「…」ウツムキー
パワプロ「皆…落ち着いて聞いて欲しい…」
パワプロ「矢部くんが殺された」
亀田死んだやろ
ま、いいか!
ID矢部っぽいな
みずき「っ!!?どど…どういうこと!?」
パワプロ「…言葉通りさ。部室の中で矢部くんが死んでいる」
パワプロ「矢部くんが自殺なんて考えられないし事故の形跡も無い。明らかな殺人事件だ…」
聖「む…なら早く警察に連絡した方が良いのではないか?」
パワプロ「いや、それはまずい。警察沙汰になってしまうと甲子園への出場が取り消されるかもしれない」
みずき「ならどうするって言うの?」
パワプロ「俺達だけで解決するんだ…矢部くんの命を奪った犯人を…親友として必ず見つけてやる!!」
みずき「まあ…パワプロ先輩がそこまで言うなら仕方ないわね」
聖「ところであおい先輩は…大丈夫か?」
あおい「…」
パワプロ「無理もない…あんな悲惨な光景を見たんだ…しばらく休ませてあげよう」
パワプロ「さて、と。とりあえず事件直前の情報を集めるとするか」
パワプロ「第一発見者のあおいちゃんは…辛そうだし後回しにしよう」
パワプロ「じゃあまずはみずきちゃんに話を聞こう」
パワプロ「みずきちゃん、事件直前の行動を教えてくれるかな?」
みずき「なによ、私疑われてるわけ?」
パワプロ「そういうわけじゃないよ!少しでも情報を集めようと思って…」
みずき「別にいいけどね。休憩に入る直前でしょ?私はトイレに行ってたわ」
パワプロ「トイレで変なことはなかった?例えば不審者を見たりとか…」
みずき「レディのトイレについて詳しく聞くもんじゃないわよ…まあ特にいつもと変なことはなかったわよ」
パワプロ「ふんふん」
みずき「それで部室に戻ろうとしたらあおい先輩の悲鳴が聞こえたから慌てて駆けつけたってわけ」
パワプロ「そうなんだ、ありがとうみずきちゃん。大体わかったよ」
聖「なんだ?パワプロ先輩」
パワプロ「聖ちゃん、事件前はどこにいたかな?」
聖「何を言っているんだ。パワプロ先輩の投球練習に付き合ってたじゃないか」
パワプロ「あ、そういえばそうだったね。何か変な人とか見かけなかった?」
聖「む、特に気づかなかったな。キャッチングに集中していたしな」
パワプロ「だよね。ほとんど俺と同じ行動だったからあまり参考にならないか」
パワプロ「あ、そこのお前くん。ちょっといいかな?」
そこのお前「ああ…矢部が死んだらしいな…俺で良かったらいくらでも協力するぜ」
パワプロ「ありがとう、助かるよ」
ーーー
パワプロ「よし、モブ連中からはあらかた情報を集めることができたな」
パワプロ「さて、と。あおいちゃんは…もう話せるかな…?」
あおい「う…うん。もう落ち着いたから平気だよ。えっとその…事件のこと…聞きたいんだよね…?」
パワプロ「…うん。大丈夫ならでいいからね…?」
あおい「…ボクはあの時ランニングをしてたんだ。それで休憩しようとして…パワプロや聖より少しだけ先に部室に向かったよね?」
あおい「矢部くんが先に部室に入ってたから鍵は開いてるだろうと思って部室に入ったんだ…そしたら矢部くんが…」ブルブル
パワプロ「…わかった。ごめんよ…辛いことを思い出させてしまって。俺が絶対に解決してみせるから…!」
パワプロ「さすがにこの人数の野球部員全員の目を盗んで殺人なんて出来るはずがない」
パワプロ「…じゃあ外部の人間の犯行ではない…?」
パワプロ「まさか!?このチームの中に犯人がいるのか!?」
パワプロ「そんなこと考えたくない…だけど…」
みずき「ねえ…パワプロ先輩…」チョンチョン
パワプロ「(考えたくない…部員の中に犯人がいるなんて…)」ブツブツ
みずき「ねえってば!」
パワプロ「え!?あ…みずきちゃんか、どうしたんだい?今考え事を…」
パワプロ「音?」
みずき「部室の…方から…」
パワプロ「部室からだって?そんなバカな…あの中には矢部くんの死体しか…」
カタ…コト…ガタ…ゴト…
パワプロ「!!?」
みずき「ほらぁ!やっぱりぃ!!」ウルウル
パワプロ「そんな…どういうことだ…?ゾンビ?…そんなわけないし…」
パワプロ「まさか!?犯人が戻ってきたのか!?」
みずき「こわいよう…パワプロせんぱぁい…」ダキツキー
聖「どうやら犯人らしき人物が戻ってきたみたいだぞ」
聖「犯人は現場に戻ると言うからな。パワプロ先輩…みずきのことは任せろ。奴を…私たちの仲間を殺った奴を…頼む」
パワプロ「みんなは危険だから離れててくれ。既に一人殺してる奴だ。何をしでかすかわからない」
あおい「で…でも…パワプロくんも危ないよ!」
パワプロ「俺は…ケリをつけなければならない。キャプテンとして…いや、親友の敵をうつために!」
パワプロ「部室の前に来たぞ…」
ゴト…ガサ…ゴソ…
パワプロ「確かに誰かいる…」
パワプロ「よし…いくぞ…!」
ガチャ!!
??「!!!!!」
パワプロ「き…君は…!!」

矢部「あ…パワプロくん…ごきげんようでやんす…」バッ!
パワプロ「一体どういうことだい!?死んで…血まみれで倒れてたじゃないか!?」
矢部「あ…あれは血ノリでやんす…みんなを驚かせようと思って…」
あおい「矢部くん!?どどどどうして!?」
みずき「えーーー!!?生きてるじゃないの!!」
聖「騒がしいので来てみれば…これは一体どういうことだ?矢部先輩?」ゴゴゴ…
矢部「こ…これは…そ、そう、ド、ドッキリでやんす…練習で疲れたみんなを癒すためのサプライズでやんす!」
あおい「そんな…度が過ぎるよ矢部くん…」
みずき「このクソメガネは…」ピキピキ
聖「処遇はわかるな…?」
パワプロ「矢部くん…さすがにイタズラにしては度が過ぎてるのはわかるね…?」
パワプロ「それにみんな本気で君のことを心配したんだよ」
矢部「みんなごめんなさいでやんす…」
あおい「…謝って済む問題じゃないと思うんだけど」
みずき「そーよ!千本ケツバットでも足りないくらいよ!」
聖「ならば拘束千本ノックでもするか…」
パワプロ「まあまあ…矢部くんも反省してることだし…ってこのパンパンのバッグはなんだい?」ヒョイ
矢部「あっ…!!ダメでやんすそれは…!!」
パワプロ「何が入ってるんだい?」パカッ
あおい「っ!!??」
パワプロ「何でこんなものが…」ジロジロ
あおい「ななななんでボクの下着がそこにあるの!!???ちょっとパワプロくん離してよ!!!」ウバイトリー
みずき「ちょっとそのバッグ見せて!!」
みずき「やっぱり…!!私がさっき着替えたアンダーシャツも入ってるじゃないの!!」
聖「なーー!!わた、わ、わたしのハイソックスもだと…?」
なおさら(アカン)
みずき「まさか私たちの下着を盗むための偽装殺人だったってわけ?」プチーン
聖「…矢部先輩…遺書の準備はいいか?」パキッポキッ
矢部「許してくれでやんすぅ~!!出来心だったでやんす~!!」
みずき「問答無用!覚悟しなさい!!」
パワプロ「ダメだみずきちゃん、それ以上はいけない」
矢部「パワプロくぅ~ん!!ありがとうでやんす~!」
矢部「やっぱりパワプロくんはオイラの一番の大親友でやんすぅ~!!」ダキツキー
パワプロ「矢部くんの味方だって?ふふっ…」スタスタ…
ギィーーガッチャン…カチャリ…
矢部「パ…パワプロくん?」
パワプロ「外に漏れるとまずいからね。さあ、みんな好きにやっちゃっていいよ」ニッコリ
矢部「やんすぅ!?」
あおい「覚悟いいね?矢部くん」
みずき「二度とこんなことを思いつかない体にしてあげるわ」
聖「…それじゃ足りない。もっと痛めつけてやらないと…」
ドカッバキッメキョッボコッベキャッ
矢部「うぎゃあぁーーー!!!!!!」
パワプロ自体も出ないよ
矢部「よろしくヤンスーwwwwwwwww」
パワプロ「事件は部員たちの尽力のおかげで明るみにならず、矢部くんの自主退学という形で落ち着いた」
パワプロ「矢部くんは全治1年の重傷を負ったらしい。完治しても野球は難しいようだ。まあどうせ一緒に野球する相手は居ないから別にいいだろう」
パワプロ「そしてチームいちのお荷物が居なくなった俺たちはより結束力が強まり、甲子園で優勝した」
パワプロ「その甲斐あってか俺とあおいちゃんはプロ入りすることが出来た」
あおい「仕方ないよ!早く1軍に行くために頑張らなくっちゃ!」
パワプロ「そうだね!よ~し!今日も練習だー!!」シュタタタタ…
あおい「あれ…?アンダーシャツが一枚足りない…今日家を出る時に数え間違えたのかな?」
あおい「ってあ!パワプロ早いよ!待ってってば~!」シュタタタタ…
??「…」チラッチラッ
??「グフフフフ…」
終わり
最近ちらほらパワプロSS書いてるから良かったら他のも探して読んでみて欲しいンゴ
次回作は裁判モノの予定ンゴ
ほな、また…
乙やで~
パワプロSS記事
<みずきちゃん>
<聖ちゃん>
- 聖「パワプロ先輩を生き返らせる」
- 聖「な、なんとも思ってないぞっ!パ、パワプロ先輩のことなんて!」
- パワプロ「聖ちゃんにささやき戦術のコツを教えて貰った」
- パワプロ「野球辞めてきんつば屋になる」
- 六道聖「言い訳をする人間に進歩は無いぞ」パワプロ「…敬語は?」聖「えっ」
<あおいちゃん>
<みずき&聖&あおい>
<その他>
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コメント
奥居らを出すマイライフ編が見たいゾ
矢部君の死よりも甲子園が重要なのか。
>>そこのお前「ああ…矢部が死んだらしいな…俺で良かったらいくらでも協力するぜ」
外に漏れないようにしてたからてっきりパワプロ君が矢部の死を口にしてないのに犯人が口走ってしまう古典的パターンかと思った
あんだけ悪運のある矢部を仕留めた冥球島編は有能